023 アンナプルナ内院、ジョムソンへ(2010年秋)まとめ

こんなに早くネパ-ルを再訪するとは思わなかった。4月のランタンから早くとも1年はかかるだろうと思っていた。次はアンナプルナへと計画はしていたものの、コ-スについてはまったく見えていなかった。模索の結果アンナプルナBCへ、少し欲張ってゴラパニへ、さらに欲張ってジョムソンまで入りムクティナ-トまで足をのばす…と、アンナプルナ、ダウラギリをたっぷり眺める計画となった。それとどうしても夕照の山々を撮影したかったので結果として秋にとなってしまった。仕事の都合で秋は無理だと考えていたが、夏頃から調整を進め、たくさんの人に無理の無理を聞いて頂やっと計画の実行にこぎつけた。

自然のなかでの旅なので何があるか解らない。日程はほぼ計画通りに歩けたが、天候だけは計画通りとはいかなかった。朝は晴れる日が多かったが、午後には必ず雲が出てきて残念ながら夕照は一度も出会えなかった。
自然のなかでの行動ゆえに仕方がないことである。その代わりじっくりと足元を見つめて歩くことができた。
生活習慣、村々の様子、人々の様子と、じっくりとこの国を見ることができた。その中でたくさんの人に今回は会った。出会いがあり別れがありとたくさんの思い出ができた。子供たちは元気、市場で働く女性も元気でした。そして皆さんが優しかった。今、写真を整理しながら写っている人との出会いのシ-ンをはっきりと思い出している。写真には写ってないかもしれないが必ず笑顔を向けてくれた。
あなたたちの笑顔を決して忘れることはない。またあたらしい笑顔に出会いたく、ヒマラヤの山を歩きたい。