027 カンチェンジュンガへ(2011年春)

2011.4.24 グンサ~カンバチェン

朝になると必ずと言っていいほど青空になる。
6:00amにモ-ニングコ-ル、7:00am朝食、8:00am出発。行動日の朝のタイムスケジュ-ルである。
太陽の陽がまだあたらない村の中は少し寒い。ヤッケを着込んで出発。村はずれにさしかかる頃にスタッフたちが追い越していく。
道は緩やかな登りで、右の山からの沢を渡りながらゆっくりゆっくりと歩く。河原に沿って歩くときもあり、水が綺麗なのに驚く。左岸を歩いていた道が右岸になり、小さな橋を渡る。ほどなくカルカの跡地に着く、ここで昼食。
先行していたスタッフにより食事の準備は進んでいた、食事の前にいただくホットジュースはとてもおいしい。
食事をしていると雪がちらついてきた、途中で脱いでいたヤッケを再び着込む。
道は森の中を進む。勾配もだんだん急になりさらにゆっくりと歩く。森を抜けると道はガレ場の中を進む。左の斜面の崩落がひどく、慎重に登っていく。ガレ場を過ぎると道は少し平坦になり程なく村の家が見えてくる。
午後はずっと雪が降り続き山は見えない。ジャヌ-の北壁は下山の時の楽しみに。
カルカが14ー15軒、村の人は雪は降り続いているが農作業に励んでいる。ジャガイモ植え付けの準備のようだ。
一軒のカルカの前にテントが張られ、早速中に入り暖をとる。
雪が止むと少しではあるが山が見えてくる、村の中もすっかり雪化粧で綺麗になっている。