013 ランタン〜ゴサインクンドの旅 (2010.4.13~5.4)

2010.4.26  クトゥムサン~グル・パンジャン~チプリン~パティ・パンジャン~チソパニ

やっと寒さから開放されてゆっくり休むことができた。日の出を見ることが出来たが、霞が強く、印象的なものにはならない。ガウリサンカ-ルの山並みが見えていたが、太陽が上ってしばらくすると霞の中に隠れてしまった。
ロッジの隣にチェックポストがあるが中には誰もいない。村の中を歩いて行くと村人と談笑しているポリスに出会い、そこでチェックを受ける。
ランタン谷からの後半はほとんどトレッカ-に出会うことがなかった。一日に10人出会ったろうか。日によっては半日の間、誰にも出会わなかった日もあった。

村をぬけ尾根道はぐんぐん下っていく。途中から行く手に山並みが見え、そこに道が延々とついているのが見える。サ-ダ-に「あそこを歩くのか」と尋ねるが「たぶん」との返事。いやはや今日も大変な一日になりそうである。いったん下った道はマギンゴ-トの村の中をゆっくり登っていく。暑さは日本の夏山なみ。シャツ一枚になって歩くが汗がどんどん噴出してくる。シャツの背中の部分やザックの肩の辺りは汗が乾いて白くなっている。
家もたくさん見るようになり、子供たちの歓声が聞こえてくる。お昼は見晴らしの良い丘の上にあるロッジで食べる。人のよさそうなロッジのおじさんにお湯をもらい日本から持ってきた乾燥ご飯を食べる。体調が悪いときやお腹の調子がかんばしくない時には重宝にしている。

午後は山腹をトラバ-スするような道から、段々畑の中の急坂を下っていく。かなりの距離を一気に下っている道で、逆に歩くとなるとちょっと考えてしまうようなところであった。チプリンに着く。ロッジが点在していて、村人もたくさん見かける。建設中の家があり、たくさんの人で壁となる石を積み上げていた。
この村まで重機で作った道がついている。ここからはこの道を歩いて下っていく。いずれは車が楽に走れる道になるのだろう。
パティ・バンジャンの村が見えてきた。学校があり子供たちの歓声が聞こえてきた。村の中をぬけてゆっくりとした上りをもうひとがんばり。次の村がロケ-ションがいいとのことなので頑張ることに。
上り坂をぬけると広い道に出る。車が走れるような綺麗な道である。実際にはバイクがたくさん走っていた。チソパニは村と言うよりは、ちょっとしたホテルが建ち並ぶ避暑地の感じがしている。
その中の一つのホテルに泊まる。部屋は3階で眺めが綺麗である、が今の時間は雲が多くなって遠くは見えない。手すりには近寄らないでとホテルの主人が言う、怪しげなテラスで今回初めてビ-ルを飲む。今日の長丁場で乾ききった体に、冷えていないビ-ルであったがとてもおいしかった。
もちろんペンバもクマルさんもおいしそうに飲んでいた。