011 ランタン〜ゴサインクンドの旅 (2010.4.13~5.4)

2010.4.24 ゴサインクンド~ラウルビナヤク・パス~ヤイタン~フェディ~ゴプラ

やはり夜は息苦しくなって何度も何度も目がさめる。そのたびに大きく深呼吸を繰り返し、呼吸を整える。   寒さもありほとんど眠れない状態で朝が早く来るのをじっと待つ。
星の撮影を試みるが、外はかなり冷え込んでいた。
今日は長丁場となるので早く出発。6:40am、ロッジを出る。しばらくは湖の辺を歩く。まだここまで日が当たってないのでかなり寒い。初めてヤッケを着込んで歩く。
道は石畳のしっかりした道で歩きやすい。湖を見下ろすようにゆっくりとした登りになり、高度もゆっくりと増していき、再びガネッシュ・ヒマ-ル、マナスルが見え始めた。
道は平坦に近くゆっくりと峠に向かっている。小さい湖がたくさん現れてくる。岩だらけの小さなピ-クが点在している。山頂あたりは薄っすらではあるが雪をまとって湖に姿を写し、青空に聳え立っている。いったんよく見えていたガネッシュ・ヒマ-ルも、ランタン・ヒマ-ルも峠が近づくとだんだん見えなくなってきた。
ラウルビナヤク・パスに8:40am到着。今回の旅での最高標高4610mである。さしたる感動もなく、これから下っていく峠の反対側を覗き込んで、少し複雑な気持になる。が、今回も無事にここまで歩くことができて良かった。たくさんの人に感謝である。無事に最後まで歩けるように願うばかりである。

岩だらけの道であるが、しっかりしていて歩き安い。一気に急坂を下りきって緩やかになる。下るにつれて
岩陰に花がたくさん咲いている。ほとんど地面にへばりついたように咲いている。
1時間近く下った頃、ふいに家が現れる。ヤイタンである。家は鍵がかかっていて留守になっていた。
このあたりから小さな立ち木の中を下るようになる。道もいつの間にか急坂となり、ぐんぐん高度を下げていく。はるか下方に家の屋根が見えてくる。そこから続く道はアップダウンをくりかえし、はるか彼方まで山肌をうねって下っている。
フェディのロッジに10:50am着、新しく綺麗なロッジである。まだ建設中なのか外には木屑などが散乱していた。
ここで昼食となる。朝からお腹の調子が思わしくなく食欲は今ひとつである。

さて、ここからの下りは大変な道である。下りなのか上りなのか区別がつかないような道である。一気に下った
道は、再び一気に下り始めた位置近くまで上り返し、再び下っていく…の繰り返しで気持は完全にブルーである。
確かに少しずつではあるが高度は下がっているようで、振り返るとお昼を食べたロッジがはるか上方に見えている。
最後にかなりの上り返しが終わると小さな峠に出る。小さな茶店があり、わずかばかりの食べ物と一人の老人が
店番をしていた。ここからは下りだけの道になる。苦しさに気をとられていたが、ずっとシャクナゲの花がたくさんたくさん咲いていた。茶店から1時間下ってゴプラに着く。ロッジが2軒あり、下のほうのロッジに泊まる。