009 ランタン〜ゴサインクンドの旅 (2010.4.13~5.4)

2010.4.22  ポプラン~シン・ゴンパ~チャラン・パティ~ラウルビナヤク

夜中には雷と激しい雨が降っていた。1600mの高度差を一気に登った疲れでぐっすり寝ることができた。    明るくなった外に出ると、ガネッシュ・ヒマ-ルがどーんと目に飛び込んできた。丁度朝の光が頂にあたり始めたところであった。昨夜の雨は低いところまで雪で白くなっていた。あまり寒さは感じないがじっとしているとさすがに高度がある分冷えてくる。
時間と共に赤やけは頂から下の方に下がってきて山全体に行き渡ってくる。その頃になると赤みは薄らいで、白く輝く山肌に変化してくる。東の方を見ると丁度太陽が山稜から出てくる時間になっていた。光芒は山稜から空いっぱいに扇状に広がり青空に吸い込まれるように消えていた。今まで何度この時間立ち会ったきたのだろうか。いつも新しい感動を覚える瞬間である。
ロッジの前にも朝の光が差し込んでくる、一気に暖かさもやってきてほっとしたひと時になる。
テーブルの用意が終わり、朝食は朝の光の中で食べる。なんと贅沢な時間だろうか。

7:10amにポプランのロッジを出発。すぐに樹林帯の中に入り、しっかりした道がもみの木の巨木の間を縫ってゆっくりと登っている。尾根を乗り越えるかたちで山の反対側に出る。程なくシン・ゴンパのロッジが見えてくる。綺麗なロッジが4、5軒建っている。チ-ズ工場もあり、村全体が自然の中に溶け込んだように整然とした美しさがある。
ここからは右手に谷を見ながら行くことになる。村からしばらくは登りの道を行くが、程なく道は平坦に近い道になり、シャクナゲの花を見ながらのんびりと歩く。道はいつしか樹林帯に入り尾根を乗り越えて反対側に変わっていた。やはりもみの木の巨木の中のしっかりした道を歩く。
木々の間からランタンの山を真近に見ることができる。樹林帯をぬけると今度はシャクナゲの群落の中に飛び出してくる。左にランタンの山を、そして正面にはゴサインクンドの山々を見ながら歩く。広い峠のようなところに出る。チャラン・パティである。大きなロッジが2軒あり、ちょっとした広場になっている。10:30am、ゆっくりと休む。

ロケ-ションのいいラウルビナヤクへと出発。ゆっくりとした登りであるが、高度も4000m近くあり、その上
お昼前とあってなかなかピッチが上がらない。峠からしばらくはシャクナゲが多くあり目を楽しませてくれる。 やがて道は草原状の中を歩くようになり石が多く出てきた。朝には雪があった辺りであるが、この時間にはすっかり消えていた。ロッジは2軒あり、上の方のロッジに12:30pmに着く。ロケーションは抜群であるが残念ながらこの時間である。山々は雲に隠れて見えない。