007 カラパタール登頂の旅 (2009.4.8~4.29)

2009.4.14 タンボチェ(3867m) 〜 パンボチェ 〜 ショマレ 〜 ディンボチェ(4343m)

夜中に息苦しくなり目が覚める。いよいよ高山の影響が出始めたか?体を起こしていると楽になるが、横になると息苦しくて目が覚める。仕方なく体を起こしたりを繰り返したりで朝を迎える。

恒例の雲ひとつない朝となる。昨日同様、東の空からの光芒は西の山々を赤く照らし始める。
今朝もベストアングルを求めてタンボチェの村をうろうろとする。

朝食はいつものごとく7:00am、出発は7:30amと、結構慌しく準備を済ませる。ここまでで下山の日本からのグル-プと別れ、パンボチェへ下っていく。シャクナゲの木々の中のしっかりとした石畳の道を下りきり、ゆっくりとした登りの道となる。立派な橋を渡って右岸へ、明るく開けた道をゆっくりと登っていく。ここまでくるとアマダブラムが真近に見えてくる。逆光に霞んでいるので、今ひとつ迫力が感じられないのが残念である。
昼食はショマレのロッジで、苦しいからなのか結構の距離を歩いた感じでかなり疲れてしまった。
食後はゆっくり休み、何とか後半も頑張れそうな気持ちにはなった。

オルショまでは家々が点在していて、開けた道は歩きやすい。道はいったん下りとなり、川を渡り、最後の登りになる。この頃になると寒さが一段と強くなりヤッケまで着込んでしまう。
右手に見えていた川の流れはどんどんと下の方に離れていき、山腹の道が平坦になった頃、ディンボチェの村が見えてきた。そこから30分も歩いたろうか、点在する家々の間をゆっくり歩いてロッジに着いた。