031 カンチェンジュンガへ(2011年春)

2011.4.28 ロナ-ク~パンペマ

昨日同様にいい天気の朝である。体調は・・・変化なし。あまり回復していない。
右手に大岸壁の山を見ながら、氷河沿いのゆったりとした道をゆっくりゆっくりと登っていく。
正面に見えていたネパ-ルピ-クはだんだん大きくなってくる。ウェッジ・ピ-クは真横に見ながらの大迫力。懸垂氷河にヒマラヤだと、目線とほぼ同じ高さに見える様はなんとも不思議な感覚である。
登るにつれてネパ-ルピ-クの右手にクロスピ-クとツィンズは現れてくる。
今日もお昼が近づくと、雲が湧いてきて山は見え隠れし始める。そしてランチタイム。今日はおにぎりのお弁当である。風を避けて岩陰で食べるが、これがことのほかおいしい。
お昼を食べて1時間でパンペマに着く。2ー3軒のカルカがひっそりと建っている。先に着いたギャルゼンがカンチェンが見えていたよと言っているが、残念ながら今は雲の中。しかたなくテントの中に入る。
夕刻になると、一瞬ではあるがカンチェン主峰が姿を現した。うーん、やはり感動である。
以前からカンチェンへの感心は強くあったが、実際に足を向けることになるとは夢にまで思わなかった。
静かでいいところですよとは聞いていたが、まさにその通りである。夢はあきらめなければ必ず叶う、と簡単に言うが、どうなのだろうか。夢を見続ける精神的強さ、そしてそれに伴うあらゆる努力・・・果たして私は何を頑張ってきたのだろう。