029 カンチェンジュンガへ(2011年春)

2011.4.26 カンバチェン~ロナ-ク

今日は苦しい一日となった。朝方になって体調に異変が、お腹の調子が悪くなった。トイレに行く回数が増えていた。残念ながら下痢である、ネパ-ルに通うようになって久しぶりである。かなり気をつかっていたのだが。
当然ながら食欲も落ちてきた。こんな状態で歩けるだろうかと心配になってきたが、出発の頃にはなんとか落ち着いてきた。

道はグンサ・コ-ラに沿って右岸を歩く。平坦に近いしっかりした道で歩きやすい。しかし天気の方はかんばしくない、早くから雲が出て山は見えない。
緩やかな道は、いつしか岩がごろごろした歩き辛い道に変わってきた。左の山腹に大きな滝が現れてくる。滝の下には氷の塊がたくさんある。あまりのんびりと歩きたくないようなところなので急いで通過する。
11:00am、少し早いが昼食となる。この頃になると高度の影響なのか、只単に寝不足なのか、眠たくなってきた。息苦しさはないが、目を閉じてしまうとそのまま眠ってしまいそうである。 
今日もこの頃になると雪がちらついてくる。ヤッケを着込んでいるとなんとか寒さを感じることはない。
お昼からも岩が多い歩き辛い道は続く。そして眠けは最高潮に。ほとんど朦朧としながら歩く。
道は最後に右岸から左岸に渡る。少し雪が残っていて慎重に歩く。左岸に渡ると道は平坦になり、広い河原が見えてくる。ちらほら山が見えるがすぐに雲で隠れてしまう。平坦な道をしばらく歩くとカルカの屋根が見えてくる。ロナ-クに到着。小さなカルカが5軒ばかり、ひっそり静まりかえっている。そのうちの1軒がカンバチェンでお世話になったカルカの人の物らしく、しばらくすると持ち主の夫婦が上がってきてカギを開けてくれた。